野性の同盟

 

いつも通り待ち合わせの時刻を約束して

2人ともため息まじりに冷静で

分かってくれる人がいる、少しほっとする

 

あの日 入学式で

教室に入って誰よりも先に

冷たい目のあなたと目があって

そこから私たちの同盟は始まって

 

早く大人になりたいなんて

陳腐な言葉は言わなかったけど

がむしゃらにできる限りの逃げ道を探した

何のためにまともに走ってきたか、動機がどれだけ不純だって

他の誰も分かってくれなくても

あなたが分かってくれるからそれでいい

 

この曲好きだといつかの冬の帰り道で教えてくれた

今年も思い出して聴いてるよ

 

ああ冷えて来た思い出してしまうのは 君の無言の吐息の白さ 潔さ