里には月は 照らずともよし

頑張ってきたふりをしてたけど

本当はあんまりだったこと

何気なく、当たり前のように見せかけて

本当は結構必死だったこと

春の桜が咲いた川辺のようでいたいのに

氷瀑みたいになっちゃうこともあること

許すつもりで許されてきたこと

なんだかいろいろ頭の中をめぐって

Friday nightには似合わない話を君にするけど

秋のメランコリーだねと笑ってくれるから

君がそういうならとりあえず今日のところ

私はちゃんとオッケーだ

【吾が背子と 二人し居れば 山高み

里には月は 照らずともよし】

【親愛なる友と二人でいるなら

山が高くてこの里に月が照らなくても構わない】